室外機によしずは省エネとは逆効果?カバーなどの上手な掛け方について
室外機によしずをつけることは逆効果ではありません。
室外機によしずをつけることによって省エネ効率がアップし、より快適にエアコンを使うことが可能となっています。
・室外機によしずは逆効果?その理由は?
・室外機によしずの上手な掛け方
・室外機カバーも逆効果なのか
もくじ
室外機によしずは逆効果?その理由は?
室外機に室外機をつけることは効果的です。
よしずとはすだれのようなものですが、藁(わら)を繋げて立てかけて使います。
このよしずを室外機に使うことによって室外機に直射日光が当たるのを防ぐことができます。
そうすることによって、以下の効果が期待できます。
稼働効率が上がる
エアコンは室内機と室外機がありますが、ぶっちゃけ室外機の方が重要です。
室外機で熱を排出したり、空気を圧縮することで冷気や暖気を室内機に送っています。
この室内機ですが、直射日光によって熱を持ってしまうと、稼働効率が下がってしまいます。
その結果、冷房や暖房の効きが悪くなってしまうことがあります。
節電効果
稼働効率が下がると電気代も無駄にかかってしまいます。
特に最近は電気代も高くなっていますし、できるだけ電気代は安くしたいですよね。
室外機によしずをつけることによって、節電効果としては5%から10%ほど期待することができます。
故障を防ぐ
室外機によしずを使うことで熱の排出効率が上がります。
それによって熱がこもることもなく、室外機の故障を防ぐことができます。
室外機によしずの上手な掛け方
室外機によしずをかける際には、以下のような掛け方を意識してください。
直射日光を防ぐ
まずはよしずを使って直射日光が当たらないようにしてください。
時間によって日当たりも変わってくるので、うまく全体を覆うように工夫をすることが大切です。
日中にうまく直射日光を防いでも西日がガンガンに当たるようだと意味がありません。
風の通り道を作る
ただよしずで日陰を作ろうと室外機の全体を覆ってしまっては意味がありません。
そうなると今度は風の通りが悪くなり熱がこもってしまいます。
よしずを室外機に掛ける際には風の通り道を作るようにして、うまく熱を逃すようにしてください。
吹き出し口を空けておく
室外機の吹き出し口からは排熱があります。
こちらをよしずで塞いでしまうと熱がこもる原因になるので、しっかり空けるようにしましょう。
よしずが倒れないようにする
よしずは立てかけて使うのですが、倒れないように固定をしておきましょう。
壁にはよしず専用のフックをつけることも可能ですので、それらのアイテムはホームセンターにも売っています。
うまくよしずを固定して事故がないようにしてくださいね。
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室外機カバーも逆効果なのか
室外機カバーですが、タイプによっては逆効果になってしまうこともあります。
よしずが使えない場合、便利なのが室外機カバーです。
こちらも使うことができるのですが、使い方によっては逆効果になってしまうことがあります。
室外機カバーですが、隙間が空いていて日差しを避けるタイプなら問題はありません。
これでしたら空気も抜けますし、排熱効果もあります。
しかし室外機カバーの中でも逆効果になってしまうのが全面カバー対応です。
こちらは室外機をスッポリ覆うものとなっているのですが、そうなると排熱ができないので逆効果になってしまうことがあります。
このようなスッポリ覆うタイプの室外機カバーは、エアコンを使わない時に使うのが有効です。
その時期に使えば、室外機を雨風や砂から守ってくれるので、効果があります。
ぜひ室外機カバーを使う時には効果を考えて使うようにしてくださいね。
まとめ
室外機によしずを使うことは効果があります。
よしずを使う際には使い方や掛け方を意識して、効果的に使うようにしてください。
同様に室外機カバーでも効果はあります。
ただ、スッポリと室外機全体を覆ってしまうタイプの場合には、排熱ができなくなるので逆効果になってしまうことを注意しましょう。
うまく室外機を守って、この夏も快適にエアコンを使うようにしてくださいね。
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