お歳暮のお断り!高齢の場合の電話や文例での上手な断り方教えます。
今まで親戚や親同士でお歳暮を送りあっていたけど、お互い高齢になり送るのが大変になったと親から相談されたことありませんか?
お歳暮をお断りすれば済んでしまう話だけど、相手が親戚ということで今まで仲良くしていた分難しいですよね。
話の進め方次第では誤解が生じたり角が立たないか心配になります。
普段から関係のある親子や兄弟だと余計に話がこじれて、仲直りも難しくなるでしょう。
お互いの負担を思って考えた提案なのに、仲が悪くなったりしたら意味がありません。
今回はそんなお歳暮の断り方やマナーについて調べてみたので、お歳暮について悩まれている方はぜひお役立てくださいね。
お歳暮をお断りしたいと高齢の親が相談してきた場合どうする?
お歳暮をお断りしたいと高齢の親から相談があった場合、まずはどんな風にしていきたいか話を聞き、お歳暮が負担にならないよう一緒に見直していきましょう。
例えば普段から交流があってご挨拶をしている間柄なら、無理をしてお歳暮のやりとりをする必要はないと思います。
もしお互いに相談できるようなら話し合ってみるのもいいかもしれません。
ただ、この場合も誤解が生じたりしないよう注意しながら慎重に相談するようにしてくださいね。
私の親の場合は話し合ったりしていませんが、自然とお互い高齢のため、お歳暮のやりとりをしなくなりました。
その代わり好きな時にお互いを思いやって連絡をとりあったりしているようですよ。
でも、遠方に住んでいる親戚や親同士だった場合、急に断られるとすれ違いが起こる可能性があるので気をつけてくださいね。
次にお歳暮の断り方など詳しくまとめてありますので読んでみてくださいね。
お歳暮の断り方は?電話でも大丈夫?
いくらお歳暮をお断りするとはいえ、送られてきた品物を送り返したり、先に手紙や電話でお断りするのは失礼になります。
早めに伝えなくちゃいけないという思いになるのも分かりますが、相手の気持ちを損ねることになるので気をつけましょう。
この場合はいつも通りお歳暮が送られてくるのを待ちましょう。
もし、お歳暮が送られてこなければ、わざわざ辞退することを伝える必要もありません。相手からお歳暮が送られてきた時だけ、お礼状を添えていつも通りお返しの品を送りましょう。
この時添えるお手紙では、ぜひ日頃からのお付き合いに対する感謝の思いも一緒に伝えるようにしてくださいね。
その方がお互いに角がたたず、相手もお歳暮を辞退するという思いを受け入れやすくなるはずですよ。
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お歳暮をお断りする時の文例
お礼状やお手紙には書き方のルールというものがあります。
例えば文の初めには「拝啓」や「前略」などを使い、文の締めくくりには、「敬具」や「草々」を使います。
ここではお礼状に使える書き方のルールを例文を使って簡単にご紹介していきますね。
まず初めの文には季節の挨拶の一文を入れましょう。
お歳暮を贈る時期のお礼状の初めには、「12月に入り」や「師走に入り」を使うといいでしょう。
(例文)
「師走に入り、ますます慌ただしい日々を過ごされていると思いますが、皆さまお変わりございませんか?」
次にお歳暮のお礼や今までの感謝の気持ちを伝え、その後にお歳暮をお断りする旨とあわせて、今後もお付き合いを続けていきたいということを伝えましょう。
(例文)
「このたびは素敵なお歳暮の品、誠にありがとうございます。
いつも優しく気にかけていただき感謝しております。
日頃、ご無沙汰ばかりでたいへん申し訳ありません。
今後はこのような気遣いなく、お付き合いさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
文の締めくくりは、相手を気遣うような一文を書きましょう。
(例文)
「年末ご多忙のことと思いますが、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。」
お歳暮をお断りする時の文例を紹介しましたが、こんな感じが無難でいいのではないでしょうか?
ぜひ相手のことを思いながら自分なりのお礼状を書いてみてくださいね。
まとめ
きっとお歳暮をお断りしたいけど、今までのお付き合いを思うと断りずらくて、どうすればいい分からず悩まれている高齢の方がたくさんいるのではないでしょうか?
もしかしたら相手も同じように悩んでいるかもしれませんね。
もし、お歳暮をお断りしたいと悩んでいるなら、こちらのポイントと今回の記事を参考にしてみてください。
・一方的に手紙や電話で先に断らない。
・送られてきたお歳暮を送り返したりしない。
・お歳暮のお返しを送る時に、お礼状を添えて辞退することを相手に伝える。
ぜひ、お歳暮について、家族で話し合う、良いきっかけにしてくださいね(^ ^)
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