鶏胸肉 1日何グラムがダイエットにベスト?1枚は何g?300gは食べ過ぎなのか解説
あなたはふだん、鶏胸肉はどれくらい食べますか?
鶏むね肉というと、
- 「ヘルシーでダイエット向き」
- 「たんぱく質が豊富だから筋トレ中に欠かせない」
- 「あっさりしていて食べやすい」
- 「値段も安い」
…などなど、さまざまなイメージがあるかと思います。
そんな鶏胸肉ですが、摂取方法や適量などを詳しく知っている人は少ないかもしれませんね。
今回の記事では
- 鶏胸肉の1日の摂取目安
- 鶏胸肉300gは食べ過ぎなのか
- ダイエットするなら鶏胸肉の量は?
- 鶏胸肉1枚あたりの重さ
- 鶏肉を食べ過ぎると肥満や痛風の原因になるのか
などについてご紹介いたしますので、「ダイエットのために、鶏胸肉を効果的に取り入れたい!」という方は是非参考にしてみてくださいね。
もくじ
鶏胸肉は1日何グラム食べるのがいいのか?
「たんぱく質の量」を基準にして考えると、一般の人が必要とする摂取量は体重1kg当たり0.8g程度だといわれています。
そういうことです。
参考までに日本人の成人女性の平均体重は53キロ、成人男性の平均体重は65キロと言われています。
ということは、1日の適切なたんぱく質の摂取量は女性が42.5g、男性だと52gになります。(あくまでもたんぱく質の摂取量ですが)
皮なしの鶏胸肉100gあたりに含まれるたんぱく質は約22gです。
このことから1日の鶏胸肉摂取量は、女性の1日の摂取目安は約200g弱、男性の摂取目安は約240gという計算になります。
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鳥胸肉ってスーパーで買うと1枚200g程度で売ってますよね?
そうそう!2枚で500gとかね。
なので、鶏胸肉を1人で1日1枚はちょっと多いかもですね。
「1食で半分程度」と考えれば分かりやすいかもしれません。
アスリートや筋トレ目的であれば話は別です。
1日に鶏肉300gは食べ過ぎか?
アスリートの人や筋トレ目的であれば1日に鶏胸肉300gはギリギリOKです。
ただ300g以上の摂取はやめたほうがいいでしょう。
理由は後で書きますが、「痛風」になる可能性大だからです。
これから、「鶏胸肉100gあたりのカロリー」や「たんぱく質の摂取目安」について説明していきますね。
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とり胸肉のカロリーは?
皮つきの場合は198kcalほどで、皮なしの場合は108kcalとなっています。
皮がついているとカロリーは高めになりますが、豚肉や牛肉ほど高くはないので安心ですね。
では、鶏むね肉そのもののカロリーは低いのにもかかわらず、太ると言われている原因は何だと思いますか?
それは、「調理方法」にあるんですよ。
余計な調味料や衣をつけることで、知らぬ間に脂質や糖質を摂取してしまうことになります。
味付けが濃くならないよう、ヘルシーな味付けを心がけましょう!
タンパク質の摂取目安
たんぱく質の摂取目安は以下です。
- 成人男性平均体重65kg…必要摂取量52g
- 成人女性平均体重53kg…必要摂取量42.4g
ダイエットするなら1日の鶏胸肉の量は何グラム?
鶏胸肉は安いし、スーパーで手軽に買えますよね。
一般的なサイズはというと、150~300g前後。
大きいパックに入っているものなら、400g前後くらいかと思われます。
鶏胸肉はタンパク質が多く、しかも低カロリーなので、ついつい食べ過ぎてしまう傾向があります。
ダイエット目的ならば、1日の鶏胸肉摂取量は、女性ならば約150g弱、男性ならば約200gがベストです。
ちょっと物足りないと感じるならば、カロリーが低めの皮なしを選びましょう。
でも、「ダイエットしたいけれど、鶏胸肉は食感が苦手。でも調理したらカロリーが上がってしまう」なんていう声も。
調理方法次第で、ヘルシーにも高カロリーにもなり得るんですね。
くれぐれも脂質や糖質を増やしてしまう調理方法はしないようにしましょう。
以下、調理方法や注意点についてです。
調理方法・注意点
「高たんぱく低カロリー、低価格」で優秀な鳥胸肉ですが、衣をつけて唐揚げにしたり、マヨネーズや甘いタレなどをかけたりしていませんか?
つまり、「調味料や衣など、余分なカロリーで太る」ということ。
ダイエット目的で食べるのであれば、揚げるのではなく、煮たり蒸したりするのがおすすめ。
なお、元々鶏肉に糖質は含まれていないので、必要以上にカロリーを気にする必要はありません!
調理方法に迷ったら、市販のサラダチキンを利用してみましょう。
サラダチキンはあっさりしていておいしいので、我が家の冷蔵庫にも常備していますよ。
最近は糖質ゼロをストックしています。
鶏肉食べ過ぎると太る?痛風になる噂は本当か?
とり胸肉は皮を取り除けば「ダイエットに適した食材」なのですが、食べ過ぎれば当然太ります。
実際、「痩せるどころか太ってしまった」という方もいるでしょう。
では、過剰摂取は「痛風」をも引き起こすのでしょうか?
鶏胸肉にはたくさんの栄養素が含まれていて、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や老化の防止効果がありますが、一方で、「プリン体」もたくさん含まれています。
しかも、肉類に含まれるプリン体の数値としては、豚肉や牛肉よりも鶏胸肉の方が高いので、食べすぎると痛風の原因になりかねません。
何事にも、「適量」が一番ですね。
痛風予備軍の人やダイエットや筋肉をつけるために鶏胸肉だけをたくさん食べ続けることは避けましょう。
なお、「1食で2枚や3枚食べる」など、「あきらかに食べすぎな量」というのは自分でも判断できるかと思います。
逆に、少しくらい食べても、それが痛風につながることはないので、あまり神経質にならなくても大丈夫そうです。
まとめ
鶏胸肉100gあたりのたんぱく質は約22.3gなので、1食で食べる量は約100g程度にとどめておくと良いでしょう。
鶏肉は高たんぱく・低糖質でダイエット中にもオススメの食材ですが、鶏胸肉を食べ過ぎると肥満の原因になってしまうので注意してくださいね。
ポイントは以下です。
- 鶏胸肉は低カロリーでありながら栄養価に優れている
- 鶏胸肉の食べ過ぎは、調理方法によっては太る
- 鶏胸肉にはプリン体が含まれているので、痛風の方は摂取を控えたほうが良い
- 鶏胸肉の食べ過ぎが原因で痛風になる可能性もあるが、必要以上に心配しなくても問題ない
ダイエット中でもお肉、食べたいですよね。
食べる量や調理量を調節し、楽しくカロリーコントロールしちゃいましょう!
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え?私、体重50キロ近いけど、そうするとタンパク質40gが限度ってこと?