おたまじゃくしはどこにいて、いつ出てきて何を食べるの?
暖かい季節になるとどこからか聞こえてくるカエルの声ですが、カエルの卵からふ化したおたまじゃくしはどこにいるのか気になる方が多いのではないのでしょうか?
おたまじゃくしは一定の条件がある所に住んでいます。
おたまじゃくしは特に水がないところでは生きていくことができません。
もちろん、餌を確保しないと成長してカエルになることもできません。
この記事ではこんなことをまとめています。
- おたまじゃくしはどこにいるのか?
- おたまじゃくしはいつ頃出てくるのか?
- おたまじゃくしは何を食べるのか?
おたまじゃくしはどこにいて、いつ出てきて何を食べるのか順を追って説明しますね。
おたまじゃくしはどこにいるのでしょうか?
では、おたまじゃくしはどこにいるのでしょうか?
おたまじゃくしは水のあるところに生息しています。
特に生息している場所は、水田の穏やかな川、湖、沼、湿地にいることが多いです。
浅くて温かい水辺が好きであり、田植え後の水田に多く見られるでしょう。
水田地帯に住んでいる方であれば何度もおたまじゃくしを見たことがあるのでしょうね。都会に住んでいる方はなかなかおたまじゃくしを見る機会が少ないのでは無いのでしょうか。
水の流れが少なく、大きめの自然公園にある池や小川でもおたまじゃくしを見ることができますよ。
カエルの鳴き声が良く聞こえる近くでおたまじゃくしがいる可能性は高いでしょう。
逆にカエルの鳴き声がしないところではおたまじゃくしが生息している可能性は期待できません。
また、農薬を使っているような場所ではおたまじゃくしが生息できませんので、ある程度綺麗な水場が必要ですね。
おたまじゃくしはいつ頃出てくるのか?
おたまじゃくしはいつ頃出てくるのでしょうか?
カエルの種類にもよりますが、春頃に卵を産み6月頃までの間におたまじゃくしを見ることができます。
中にはおたまじゃくしのまま冬を越してしまう種類もあります。
地域の温度差によってもおたまじゃくしの出てくる時期が異なる場合があります。
アマガエルの産卵時期は5〜6月、ヒキガエルやアカガエルは2〜3月に散乱するそうですね。
実は、卵の形もカエルの種類によって違いがあり、ヒキガエルは卵がひも状になっていて、アカガエルはカタマリ状になっていますので発見した時確認してみるのも良いでしょう。
おたまじゃくしを見つけたら捕まえてみたくなる方もいるのでは無いのでしょうか?
まだ孵化していなく卵のままだと素手ですくうのは少し難しく網ですくうのが良さそうな感じがしますが、卵は弱いので、紙コップ等で水ごとすくってあげるほうが良いですね。
おたまじゃくであれば網ですくって水の入れた虫かごや空瓶、空きペットボトルに移しても良いでしょう。
おたまじゃくしは敏感な生き物で、気配を感じたら逃げてしまいます。
できるだけ後方から気配を感じないように容器ですくってみましょう。
おたまじゃくしの生息している場所は泥が多いことがありますので採取する際は長靴を用意したほうが良いですね。
一つ注意が必要で、ウシガエルのおたまじゃくしは捕まえてはいけません。
ウシガエルは特定外来生物になっており、そのまま持って帰って飼うと300万円の罰金または3年以下の懲役になってしまいます。
ウシガエルのおたまじゃくしはかなり大きいので、見た目でわかると思いますが注意が必要ですね。
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おたまじゃくしは何を食べているの?
おたまじゃくしは何を食べるのでしょうか?
草食性と言われていますが、時には肉食であったり、基本的には雑食性のようですね。ほうれん草やパンくず、煮干しも好んでよく食べます。
家庭で食べ残ったものを与えてみても良いでしょうし、金魚の餌でも問題なく育ちます。
おたまじゃくを飼って観察したい場合は住みやすい環境を作ってあげましょう。
まずは虫かごや金魚鉢でも良いでので、水の交換も考えて2つ用意しても良いですね。
できるだけおたまじゃくしが生息していた環境にするために、水は元々いた場所の水を汲んできましょう。水はあまり深くしなくても問題ありません。
底には泥か砂を敷いて、水は5センチくらいの深さで大丈夫でしょう。
おたまじゃくしが成長して足が生えてきた時のために、砂か石で傾斜を作り陸地も作っておきましょう。
餌やりをするとおたまじゃくしは必ずフンをするので、できれば3日に1回は水を交換したほうが良いです。
もし、元々いた場所の水を汲んでくるのが大変な場合は水道水を使用することも可能ですが注意が必要です。
水道水にはカルキがあるので、あらかじめカルキ抜きが必要です。
カルキ抜きをしなければ、抵抗力の弱いおたまじゃくしがすぐ弱ってしまいます。
カルキ抜きは日当たりの良い場所に2日くらい汲み置きするか、沸騰させる、薬剤を使用、浄水器でも可能です。
まとめ
おたまじゃくしは水がある水田や湿地に生息していて、春から初夏に出てきて雑食でした。
ポイントをまとめますね。
- おたまじゃくしは水のある水田や沼、湿地にいる。
- おたまじゃくしは春から初夏頃に見ることができる。
- おたまじゃくしは雑食性ある。
- おたまじゃくしを飼うのなら出来るだけ同じような環境が良い。
田んぼが近くにあるとよく見ることができるおたまじゃくしですが、あのカエルに姿を変えるのは不思議ですよね。
今回ご紹介したおたまじゃくの記事で実際おたまじゃくしを飼ってみるのも良いでしょう。
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