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病院や歯医者、看護師への苦情クレームどこにすればいいのか解説

目安時間 8分
病院へのクレームどこに
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病院の対応などに不満があった場合、一般的に「施設に直訴する」か「医療安全支援センター」「医療安全相談窓口」「消費者センター」へ問い合わせするといった方法があります。

 

また、無記名で意見を投函できる「意見箱」や「投書箱」を置いている病院も増えているので、利用してみてもよいでしょう。

 

しかし、「患者の声」が病院側に対して大きな影響力を与えることは難しいです。

 

現実的には口コミやネットなどで「親切で腕のいい医師のいる病院」を探すなどして、転院するしかないでしょう。

 

今回の記事では

 

  • 病院への苦情やクレーム窓口はどこに?
  • 歯医者へのクレーム窓口はどこ?
  • 看護師への苦情の相談場所

 

などについてご紹介いたしますので、「病院への苦情はどこにすればいいのか」と調べている方は、是非参考にしてみてくださいね。

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病院への苦情やクレームどこにすればいい?

病院への苦情やクレームは病院や医療安全支援センターに伝える、といったような対応ができると考えられます。

 

しかし病院側に影響を与えたり、患者側が納得する対応が期待できるかどうかは定かではありません。

 

では、簡単に病院へのクレーム方法をご紹介していきます。

 

施設に直訴する

患者本人が直接その医者にクレームを訴えるのが一番早いです。

多くの総合病院では、苦情の内容によって窓口が異なる場合もありますが、電話で簡単な内容を伝え、取り次いでもらえばよいでしょう。

 

医療安全支援センター

医療安全支援センターという機関が、平成15年度より各都道府県や保健所設置市区などへの設置が進められています。

 

患者とその家族などからの「医療に関する相談や苦情」に、迅速に対応してくれるとのことなので、医療機関が所在する市町村所管の保健所に相談してみてください。

 

消費者センター

消費者センターで苦情や相談などができます。

 

しかしセンター側が医者本人に注意をしてくれたり、医師会に働きかけるというような対応はなされません。

 

歯医者へのクレームどこに?

歯医者へのクレームは歯科医師会や施設に直訴するという対応がとれるでしょう。

 

ここでは歯医者へのクレーム方法をご紹介していきます。

 

歯科医師会

クリニックで勤務する歯科医師に対して不満がある場合は、歯科医師会に相談するのもよいでしょう。(お住まいの都道府県によります。)

 

歯科医師会からクリニックへ指導が入れば、苦情を申し立てた人に対し、医師から謝罪の連絡がくることもあるようです。

 

しかし実情は歯科医師会から歯科医に厳重注意する程度で、それ以上の対応は期待できません。

 

また、全ての歯科医院が歯科医師会に入っている訳ではないので、会員でない医院なら、当然何の対応もできません。

 

施設に直訴する

苦情の内容によりますが、個人病院の医者(院長)なら、本人に伝えることになります。総合病院であれば、総務課か事務長、院長に伝えてみましょう。

しかし、医者につけられたクレームをわざわざ本人に注意することはあまりないようです。

 

ただし、あまりにも同じ内容のクレームが多ければ、その医者へ注意してくれる可能性もあるでしょう。

 

口コミサイトに投稿する

病院の口コミサイトに苦情を投稿するといった方法を取れば、多少なりとも効果はあるかもしれません。

 

ただし、口コミサイトには「否定的な評価・意見・感想を含む投稿」は掲載されないことも多々あります。誹謗中傷にならないよう、事実を丁寧に記載するとよいでしょう。

 

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看護師への苦情どこに相談すればいい?

看護師への苦情の相談窓口はというと、医療安全相談窓口や日本看護協会に問い合わせる、匿名で投書する、などがあります。

 

最後に、看護師への苦情相談方法をみていきましょう。

 

医療安全相談窓口

医療安全相談窓口に問い合わせると、相談員として看護師が相談に応じてくれるようです。

 

窓口では、次のような相談を受け付けているとのこと。

 

  • 診断内容や治療方法などを医師がじゅうぶんに説明してくれない
  • 治療費の内容に疑問がある
  • 職員のふるまいや言動が気になる
  • 近くの医療機関が知りたい

 

なお、相談員が相談の内容をよく理解して対応するために、電話で相談するのが無難です。

 

日本看護協会

日本看護協会では、医療安全をどう推進するか、医療事故後の対応をどうするかなど医療安全に関する相談を受け付けています。

 

意見箱・投書箱

患者の意見を投函できるものを置いている病院も多いので、利用してみるものひとつです。

 

ただし、投書自体は怒り任せに書くのではなく、「感謝はしているけど言動に気を付けて欲しい」という形が好ましいです。

 

一方的な苦情は「モンスター扱い」されかねませんが、具体例も出して、お願いをするといった形にした方が、理解は得られやすいからです。

 

もちろん、予算や人手の問題もあるので、どんな希望でも通るとは言えませんが。何をしても改善されないなら、諦めて転院を考えるべきかもしれませんね。

 

まとめ

苦情・クレームの多くは、期待していたサービスが受けられなかったと感じた場合に発生します。心のどこかに改善してほしい、改善できるはずという思いがあるでしょう。

 

しかし医者や看護師は1日の仕事量も多く、常に時間に追われています。

ときには「表情や態度が冷たい」「扱いが雑だ」と患者に思われてしまうこともあります。

 

それは必ずしも「医者の性格が悪いから」などではなく、「患者さんには元気になってほしい」という気持ちで動いているんですよ。

 

実際、私の親族は看護師をしていますが、とても忙しそうです。

 

こちら側も医者や看護師さんへの配慮や接し方にも気を配りつつ、うまくコミュニケーションが取れればいいですね。

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