ミジンコ採取できる時期や東京千葉での取れる場所はココ!田んぼにいない理由は?
一般的にミジンコは田んぼや池、水路などにたくさんいます。
でも「田んぼには必ずいる」とは限らないんですよ。
ミジンコも汚染されたような環境には住みたくないでしょうからね。
また、ミジンコっていつ頃発生するのか知っていますか?
冬でも採取はできるのでしょうか?
ミジンコは私にとってもミステリアスな存在です。
今回はミジンコの生態を探ってみますね。
この記事では
- ミジンコ採取ができる時期
- 東京や千葉のおすすめな採取場所
- 田んぼにミジンコがいない理由
などについて紹介いたしますので、ミジンコ採取を検討している方はぜに参考にしてみてくださいね。
もくじ
ミジンコ採取できる時期は?冬は取れない?
ミジンコの発生時期はいつなのでしょうか?
一般的にミジンコが発生する時期は、初夏から秋までです。
ミジンコは水温が高い時期にたくさんいます。
また、きれいな水より少しよどんだ水の場所にいる傾向があります。
身近で最もミジンコを見つけられるのは田んぼかもしれません。
田植えを行う時期にとくにミジンコがみられます。
田んぼの水温が高くなってくると、肉眼で確認できるくらいのミジンコが発生していることが多いです。
では、冬には取れないのでしょうか?
冬でもミジンコは取れますよ。
しかし、数は圧倒的に少ないので見つけるのは難しいでしょう。
ミジンコ採取は東京や千葉ならどこがおすすめ?
東京や千葉でミジンコ採取できる場所を何か所かピックアップしてみました。
東京
- 東京湾
- 城南島海浜公園
- 都立水元公園
- 葛西臨海公園
- 舎人公園
- お台場海浜公園
- 多摩川
- 石上井公園 三宝寺池
千葉
- 丑ヶ池(溜池)
- 千葉県雄蛇ケ池(溜池)
- 大百池公園
田んぼにミジンコいない!なぜ?
基本的にミジンコはどんな田んぼにもいます。
農薬を使っているような田んぼにもいますよ。
でも、残念ながら「田んぼだから必ずいる」とは限りません。
ドジョウやカエルもいないような汚染された田んぼでは、ミジンコだって住みたくないはずです。
ミジンコは農薬を使っていないか、低農薬栽培の地域でよくみられます。
たとえば少し離れたところに蛍の保護地域があり、その周辺では農薬使用は制限されていて、その周辺の田んぼにはたくさんミジンコがいるようです。
もしお近くに同様のような場所があれば、その周辺で見つかる可能性大ですね。
田んぼにはミジンコがたくさん生息している
田んぼはミジンコにとって快適な住まいといえます。
ミジンコが繁殖する要素がそろっているからです。
緩やかな水流、止水環境にまんべんなく太陽光も届き、植物性プランクトンも豊富でエサにも困りません。
目をこらして水中を観察すると、小さなミジンコが泳ぎ回る様子を観察することができます。
また、ミジンコは水がない時期(休田)でも、土に交じって生き続けています。
一見、なにもいない土に見えても、じつはたくさんのミジンコがひそんでいることも少なくないようです。
田植え準備で水を入れ、水を全部抜いてしまう時期までなら採取可能です。
といっても、田んぼに水を入れてすぐに採取できるわけではありません。
ミジンコは発生していても、とても小さく、見つけることが難しいからです。
採取方法
ミジンコは種類が複数あります。
おもにタマミジンコ、ケンミジンコ、カイミジンコなどですね。
ミジンコを採取する方法はとてもシンプルです。
目の細かい網ですくったり、ペットボトルやコップで水と一緒に汲んでも採取できますよ。
ミジンコは光に集まる習性があるので、その習性を利用して夜間にライトを照らしてミジンコを採取する方法もあります。
ちなみに色が赤いミジンコは健康状態がよくないので避けた方がいいですよ。
まとめ
一般的にミジンコが発生する時期は、初夏から秋までで水温が高い時期にたくさんみられます。
冬でもミジンコは取れますが、数は圧倒的に少ないので見つけるのは難しいでしょう。
また、きれいな水より、少しよどんだ水の場所に多く発生している傾向があります。
基本的にミジンコはどんな田んぼにもいますが、ドジョウやカエルもいないような汚染された田んぼで見つかりにくいです。残念ながら「田んぼだから必ずいる」とは限らないのです。
ミジンコを採取する方は、飼育する目的やメダカのエサにするためなど、それぞれだと思います。
ペットボトルやコップなどがあれば採取ができるので、まず田んぼや池など覗き込んでみてはいかがでしょうか。
またトラブルにつながらないよう許可を取ってから田んぼに網を入れてくださいね。
みじんこは調べれば調べるほど奥深い生物なのだな~という印象です。
ペットボトルに採取されたミジンコはとても幻想的。
ミジンコ、私も育ててみたくなりましたね。
今回は「ミジンコ採取」についてご紹介いたしました。
「これからミジンコ採取に行こう」という方は、その前準備として参考にしてもらえれば幸いです!
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