祝儀袋中袋なしは失礼なのか?無礼に思われない包み方やお金の入れ方を解説
お祝いの際に渡す御祝儀。
あれって、何度書いても全然慣れないですよね・・・。
間違えられない。
失敗したらどうしよう…
どうやって書けばいいんだっけ?
なんて考えていると、ついつい後回しにしてしまいがち。
そしていざ、書こう!と思うと、「何から始めればいいの?」なんてことも(-_-;)
今の時代、ネットで書き方を探せばいくらでも出てきます。
でも、意外と知られていないのが中袋について。
「中袋書くの失敗しちゃった!」
「あれ?中袋がないんだけど、なくても大丈夫かなぁ?」
とお悩みの方に、ここでは中袋の知識についてまとめてみました。
- 御祝儀袋の中袋なしは失礼?
- 中袋なしでも大丈夫なケース
- 中袋なしの金額、相場
- お金のいれ方
- 糊付けは必要?
以上5点について詳しく解説しますね。
祝儀袋の中袋なしは失礼に値するのか?
結論から言うとケースバイケースです。
例えば、近い親族に渡す内祝いとしての御祝儀なら中袋なしでも大丈夫です。
また、気心の知れた仲の良い同級生もなくて大丈夫でしょう。
ただ、気をつけたいのがそれ以外の場合。
この場合は金額によって変わってくるので注意しましょう!
基本的に一万円以内なら中袋がなくても問題ないでしょう。
渡す側も、もらう側も、中袋がなくてもさほど気にならないでしょう。
しかし、結婚式などで渡す御祝儀の場合はまた違います。
結婚式にお呼ばれされた時には、一般的に3万円以上を渡すことが多いと思いますが、この時は中袋がないと失礼にあたります。
渡す側ももらう側も違和感を感じてしまいます。
つまり、祝儀袋の中袋の有無は、渡す人との間柄、渡す金額によって判断するとよいでしょう。
祝儀袋中袋なしのときの包み方、書き方
包む金額ですが、まずお祝い事の常識として「四」や「九」は縁起が悪いとされているので避けたほうが良いでしょう。
また、お金の枚数にも注意する必要があります。
どういうことかというと、例えば包む金額が二万円だった場合、一万円札2枚だと偶数で割ることができますよね?
だから一万円札1枚に五千円札2枚として3枚の奇数にする。
そうすると割れないので縁起が良いというわけです。
偶数金額を贈るときには、ここを忘れないようにしましょう。
「割れる」と「別れる」を連想されるので祝い事にはNG
また、9千円を贈ることはまずないと思うので、その場合は1万円。
五千円札2枚ではなくて一万円札1枚といった感じです。
そして御祝儀袋の書き方としては、御祝儀袋の水引蝶結びの下に「あなたの名前」を書きます。
次に、祝儀袋裏の金額を書く欄には太いペンを使って包んだ金額を書きます。
(包む金額を書く欄が祝儀袋の裏側の下にあると思います。)
一万円なら、「10,000円」もしくは「壱萬円」と書きます。
または 「一万円」でも大丈夫です。
年配の人はよく昔の漢字で「壱萬円」と書いたりしますが、若い人だと読めない可能性もあるので、わかりやすいように数字で書くほうが良いかなと思います。
祝儀袋中袋なしの時のお金の入れ方や向きにも注意
包むお金はなるべく折り目のついていない新札を使います。
逆に折り目があるお札は亡くなった時の「御霊前」法要で使います。
そして、お金の向きはお札の人物の顔が御祝儀袋の表側にくるように入れます。(上の画像参照)
これとは逆向きのほうが良いとも言われていますが、そんなに気にしなくてよいでしょう。
(実際、自分がもらった時はそんなところまで見ていませんよね・・・。)
祝儀袋は糊付けしたほうがいい?
それと、糊付けはしたほうが良いのかどうかですが直接渡す時は必要ありません。
糊付けが必要なのは現金書留めで送付する時、また式場の受付で別の人に渡す時だけでよいでしょう。
この時は第三者にイタズラされないよう、しっかりと糊付けをしたほうが安心です。
まとめ
- 御祝儀の中袋は場合によってはなくても良い(近い身内や友達に一万円以下の金額を渡す時)
- 御祝儀には新札を使う
- お札の入れ方は人物の顔が正面にくるように入れる
- 本人に直接渡せない場合は糊付けする
御祝儀はお祝い事なので、くれぐれも失礼のないように気をつけたいですね。
ほんのちょっとした気遣いでお互いの関係がより一層深まりますし、ちょっとした間違いで気分を害されたりするものです。
お祝い事は大事な行事です。
間違いのないように集中して行動しましょう。
以上、御祝儀の中袋についてのまとめでした。
スポンサーリンク
コメントフォーム