オニヤンマの成虫やヤゴの寿命は?絶滅危惧種や生息地について解説してみた!
オニヤンマは成虫としては短命で寿命は約1〜2ヶ月、幼虫のヤゴは4~5年生きます。なので、飼育したいならば幼虫のヤゴが適しています。
じつは、オニヤンマは地域によって絶滅危惧種になっており、生息地は幅広いようですよ。
・オニヤンマの成虫の寿命はどのくらいなのか?
・オニヤンマのヤゴの寿命ははどのくらいなのか?
・オニヤンマは絶滅危惧種なのか、生息地はどこなのか?
オニヤンマの成虫やヤゴの寿命はどのくらいなのか、絶滅危惧種なのか、生息地はどこなのかを順を追って説明しますね。
オニヤンマの成虫の寿命は?
では、オニヤンマ成虫の寿命はどのくらいなのでしょうか?
オニヤンマの成虫の寿命は約1〜2ヶ月と言われています。
成虫になってからの寿命は短く越冬することはほとんどありません。
羽化した瞬間から特徴的なグリーンな複眼をしておらず、銅色の複眼をしています。
1週間ほどでグリーンっぽくなり2週間過ぎた頃にはオニヤンマのグリーンになります。
成虫は6月上旬から10月頃まで見ることができ、タイミングが良ければメスのオニヤンマの産卵を見ることもできるでしょう。
では、他のトンボの成虫の寿命もオニヤンマと同じくらいなのでしょうか?
他のトンボの成虫の期間は約3ヶ月とオニヤンマとほとんど変わりませんね。
この約3ヶ月間の間にメスは産卵をして、中には天敵に食べられてしまうトンボも多くいます。
成虫の状態で越冬するトンボはいないのでしょうか?
イトトンボの仲間で、オツネントンボ・ホソミオツネントンボ・ホソミトトンボの成虫の寿命は9〜10ヶ月と言われており、越冬をし、メスは3〜4月頃に卵を産んで寿命を迎えるそうです。
冬の間は寒いのであまり動かずじっとしていることが多いのでしょうね。
オニヤンマのヤゴ(幼虫)の寿命は?
では、オニヤンマのヤゴ(幼虫)の寿命はどのくらいなのでしょうか?
オニヤンマのヤゴの寿命は4〜5年と言われており、10回ほど脱皮を繰り返すそうです。
ヤゴはお腹にエラをもっていて、淡水の水中で過ごしています。
まだ孵化したばかりのヤゴはミジンコやボウフラを捕食しますが、大きくなるとメダカやオタマジャクシを捕食するようになります。
その捕食方法は、顔の下にあるアゴを伸ばして一瞬で餌をとらえます。
見た目は、全身が毛に覆われており、触るとゴワゴワしており、水中では土に潜ったりして身を隠しています。
オニヤンマのヤゴの大きさは約50mmくらいになるくらいです。
では、他のトンボのヤゴの寿命はどのくらいなのでしょうか?
種類によって1ヶ月ほどでヤゴの期間が終わりますが、ムカシトンボは7〜8年の間ヤゴでいる種類もあります。
オニヤンマより長くヤゴでいる種類がいるのはとても興味深いですよね。
ヤゴの期間が1〜3ヶ月のトンボが多く、ヤゴで越冬するのは数種類だけみたいです。
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オニヤンマは絶滅危惧種?生息地など調査してみた!
では、オニヤンマ絶滅危惧種なのでしょうか?
実際のところ、絶滅危惧種とは指定されておらず、ある特定の地域で準絶滅危惧種に指定されています。
オニヤンマなどのトンボは、綺麗な小川で流れが穏やかなところを好みます。
どこが準絶滅危惧種に指定されているのでしょうか?
調べてみたところ、東京都と沖縄県で生息数が減少して準絶滅危惧種に指定されているそうです。
東京都は、近年の都市開発等で、オニヤンマが住める環境が失われているのでしょうね。
沖縄県内、やんばる・石垣島・西表島にオニヤンマが多く生息しているのに、沖縄本島で少ないのは何かしらの理由がありそうですね。
オニヤンマの生息地はどこなのでしょうか?
北海道から沖縄まで日本列島広くに分布しています。
地域によって個体の差があり、北海道や沖縄は比較的小さな個体であるようです。
オニヤンマが住みやすい環境があれば北海道の寒い地域でも住むことが可能なのですね。
オニヤンマの絶滅を防ぐために出来るだけ環境保護して欲しいですよね。
まとめ
オニヤンマの成虫やヤゴの寿命、絶滅危惧種なのか生息地について調査してみましたが、オニヤンマの成虫の寿命は比較的短く、ヤゴの寿命が長く、準絶滅危惧種に指定されているところがあり、全国に生息していることがわかりましたね。
ポイントをまとめますね。
- オニヤンマの成虫の寿命は1〜2ヶ月である。
- オニヤンマのヤゴの寿命は4〜5年である。
- オニヤンマは東京都と沖縄県で準絶滅危惧種である。
- オニヤンマ日本列島広くに生息している。
一部の地域を除いて、夏になると良く見かけるオニヤンマですが、絶滅危惧種にならないように環境保護していきたいですよね。
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