押し花ラミネートやレジンが変色防止する方法!色が変わるのはなぜ?
せっかく乾燥させて作った押し花に水分が付くと劣化が早まり、変色や退色がしやすくなります。
そこで、押し花に「色褪せ防止剤」を塗るなどひと工夫し、押し花に適した環境で保存すると、変色や退色を少しでも防ぐことができます。
また、レジンの押し花に生花を使うと1ヶ月ほどで変色してきますが、花を着色することしで花の色をキレイに保ちやすくなりますよ。
・押し花 ラミネートを変色防止する方法
・レジンの押し花変色防止する方法
・押し花が変色する理由
押し花の変色を防止する方法を知りたい方は、是非参考にしてみてくださいね。
もくじ
押し花 ラミネートを変色防止する方法
一般的に押し花ラミネートは10年以上もつとされていますが、押し花の作り方や保存条件によって変色や劣化スピードは変わります。
ここでは押し花ラミネートの「変色を防止する方法」を解説していきます。
押し花ラミネート 変色を防止する方法
新鮮な花を使う
押し花ラミネートのキレイな色を持続させるために、新しい花を選びましょう。
なお、午前中の晴れた日に花を摘むと良い仕上がりが期待できますよ。
押し花に「色褪せ防止剤」を塗る
押し花の変色を完全に止めることはできませんが、押し花をラミネートする前に「色褪せ防止剤」を使用すれば、色の長持ちが期待できます。
湿気・酸化を防ぐ
基本的に湿気や酸素のある環境では押し花は長持ちしないので、押し花を長く保つには乾燥しているかがポイント。
押し花を作る際にしっかりと水分を抜いて、パリッとするまで乾燥させ、密閉させましょう。
また、押し花は密閉容器や保存袋などに入れ、湿気の少ない場所で保管しましょう。
密閉容器の中に乾燥剤を入れると、さらに湿気を防げますよ。
紫外線や熱を避ける
押し花は押し入れやクローゼットの中など、冷暗所で保存します。
また、キッチンは熱と湿気が高くなりやすい場所なので、押し花を保存するにはNG。
窓辺やベランダなども、日差しが強く、温度が高くなるような場所であれば避けましょう。
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レジンの押し花変色防止するには?
押し花の変色防止をし、長持ちさせたいときは、レジン(樹脂)を使用する方法があります。
ここでは、「押し花レジンについて」や「変色を防止する方法」を解説していきます。
押し花レジンとは
「押し花レジン」とは、「押し花をレジンで固めたもの」のこと。
押し花レジンは生花そのままを閉じ込めた花が最大の魅力ですが、樹脂で固めた押し花の鮮やかさが長期間保存するのは難しく、短期間で押し花の鮮やかさは色褪せてしまいます。
なお、UVレジンは専用の機械がないと作れないと思われがちですが、小さいものであれば直射日光の下に置いておけば固まるので気軽に作れます。
レジン押し花 変色を防止する方法
押し花に「押し花専用着色剤」で着色する
押し花をレジンでコーティングする前に、人工的に着色すれば長持ちしやすくなります。
好きな色を決めたら、押し花に筆やスプレーを使って色をつけ、乾燥させましょう。
・レジンでコーティングする手順
- 花の中央にレジン液を垂らし、爪楊枝を使って薄く伸ばす(爪楊枝を2本使い、1本で花びらを押さえ、もう1本で伸ばす)
- 花全体にレジン液が塗れたら、自然光またはUVランプで硬化させる
- 花びらを裏返し、1番と同様にレジン液を塗り、硬化させる
レジンを使うときのポイント
UVレジン液は太陽光にあてて硬化させる事もできますが、UVライトの方が早いです。
なおUVライトは、1000円前後から購入できますよ。
押し花が変色するのはなぜ?
押し花が変色する主な原因は、湿気や酸化、日光に触れることです。
ここでは、「押し花が変色する理由」を解説していきます。
押し花が変色する理由
酸化で変色
押し花が空気に触れて酸化すると、変色の原因になります。
押し花をきれいな状態に保つには、酸素に当たらない環境を作る必要があります。
湿気で変色する場合も
押し花は湿気のある環境では変色しやすいです。
水気が原因で、カビが生えることもあります。
紫外線・熱も注意
押し花は日光などの紫外線に弱いため、直射日光の当たる場所や、室外に押し花を置くとすぐに変色します。
また、押し花は熱にも弱く、温度の高い場所に置くと退色や変色が起こりやすくなります。
まとめ
押し花は水分に弱いため、乾燥した状態ないと劣化が進み、変色や退色がしやすいです。
押し花ラミネートは、水気をしっかりと抜いて押し花を作り、適切な環境で保存すれば、少しでも長く楽しめるでしょう。
ただし、押し花はラミネート加工をしたり、レジン加工をしても、時間の経過とともに変色していきます。
押し花は徐々にアンティークな色合いに変わっていきます。ぜひ色の変化も楽しんでくださいね。
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