桜の押し花は危険?葉には毒があるか解説!さくらの押花の簡単な作り方や活用法も紹介
押し花はいつまでも花が咲いている状態で保存ができて、栞(しおり)などにも使われますね。
押し花の中でも綺麗なのが桜の押し花です。
結論から言えば、桜の押し花ですが人間には危険はほぼありません。
ただ体の小さいペットには有害なので注意したいですね。
大量に食べたりすると体にはあまりよくありません。桜の葉に毒素がありますからね。
ここではそんな桜の押し花について解説をしていきます。
もくじ
桜の押し花は危険の理由、〇〇〇〇がヤバイ!
桜の押し花は危険!
というのは噂を聞いたことないですか?
調べてみましたが、人間にはほとんど危険はありません。
詳しく解説をしていきます。
桜の押し花ですが、押し花自体には危険はありません。
ただ、危険の可能性があるのが桜の葉です。
桜には毒のイメージがないと思いますが、じつは葉っぱには「クマリン」と呼ばれる毒があります。
このクマリンは茹でたり塩漬けをしたりすることで、毒として発生します。
桜餅の独特の匂いはまさにこのクマリンの匂いです。
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ただクマリンは毒と言っても多少食べる分には全く問題はありません。
普通に葉で巻いた桜餅としても販売されているし、クマリンを摂ることによって死亡事故につながることはありません。
ただクマリンを一度に取りすぎると肝臓の調子を落としやすくなるので注意をしましょう。
クマリンの効能は?
クマリンには芳香や抗菌作用のほかに、血圧低下、アルツハイマー認知症の防止、がんの抑制効果など毒とは言え、意外な効能もあります。
なので、桜餅に葉が巻いているのは抗菌効果を期待しての昔からの知恵なのでしょう。
桜の葉を誤って食べてしまったらどうする?
桜の押し花を作っている最中に桜の葉を誤ってペットが食べてしまった場合、痙攣(けいれん)などの危険が及ぶことがあります。
数グラム程度であれば問題ないですが、大量に食べると影響出る可能性あります。
雨水で葉が濡れると毒素のクマリンが溶けだして、桜の木の下に降り注ぎます。
これによって桜の木の下にはあまり雑草が生えませんし、クマリンの毒素によって自らのさくらの木を防衛しているのです。
なので、桜の押し花はもちろんのこと、桜の周りを犬と散歩する場合にも注意をしなくてはなりません。
ペットや赤ちゃんがいる家庭では気をつけるようにしてくださいね。
ちなみにですが、桜ではなくサクランボの成熟していない果肉や種には「青酸」が多少入っているのでさくらんぼのほうが危険です。
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桜の押し花の作り方
続いて桜の押し花の作り方も紹介していきます。
桜の押し花の作り方ですが、以下の方法があります。
アイロンを使う
アイロンは押し花を作る際の定番の方法ですね。
アイロンを使った桜の押し花の作り方は以下の通りです。
①クッキングシート、ティッシュ、桜、ティッシュ、クッキングシートで挟む
②アイロンを10秒ほどかける
③桜の押し花を冷ましたら3回ほど繰り返す
もしかしたらアイロンを使った方法はやったことがあるかもしれませんね。
クッキングシートなどを使うことで、水分が抜けて綺麗な押し花を作ることができますよ。
電子レンジで作る
電子レンジでも桜の押し花を作ることが可能です。
①クッキングシートと段ボールで桜の花を挟む
②600Wのレンジで1分ほど加熱する
③乾燥をしていたら完成
電子レンジで作る場合、アイロンに比べて焦げ付きやすくなっています。
なので1分の加熱ですが、様子を見ながら細かく時間を調整してくださいね。
その他にも押し花を作る専用のセットなどもあります。
自分に合った方法で桜の押し花を作ってみてくださいね。
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押し花の活用法は?
続いて押し花の活用法も紹介していきます。
押し花の活用法としては以下があります。
栞(しおり)
押し花の定番といえば栞ですね。
栞にして本と一緒に使えば、いつまでも思い出に残ります。
額縁に入れる
綺麗な押し花は額縁に入れてインテリアにするのもおすすめです。
部屋に置けばそれだけでオシャレ度が一気に上がりますよ。
コースター
日用品としてコースターに合わせるのもおすすめです。
アクリル板と押し花を組み合わせることで、綺麗な押し花模様のコースターが出来上がりますよ。
ぜひ色々と押し花を活用して、生活をより華やかに彩ってくださいね。
まとめ
桜の押し花はとても綺麗です。
ただ桜の葉には微弱な毒があります。
人間はほとんど問題はありませんが、ペットを飼っているご家庭は気をつけるようにしましょう。
押し花はアイロンや電子レンジを使えば簡単に作ることができます。
押し花は普段の生活の中でも活用できるので、ぜひ作ってみてくださいね。
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桜の押し花って危険って聞いたけど大丈夫なの?