トマトの葉が変色するのは病気なの？葉っぱが黄色や黒い斑点になる原因と対処法を解説！

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トマトは健康野菜としてとても人気のある野菜です。

そして、夏野菜栽培としては育てやすいので、初心者の家庭菜園としても人気です。

 

大切に育てたトマトの葉が黄色くなったり黒く斑点が出てきたりすると心配になりますが、その原因が何なのかわかっていればそこまであわてる必要はありません。

 

葉の色が変色する原因は病気の他にもいくつか原因があります。

原因と対処法はこの後詳しく説明するので参考にしてみてください。

 

やることは単純です＾＾

トマトの葉が変色するのは病気か？

では、トマトの葉が変色するのは病気なのでしょうか？

 

答えは変色する場所によって、病気の場合と違う場合があります。

 

例えば、茎の上部は新しい葉が伸びていて、下の葉が黄色く変色しているのであれば葉の老化が原因であり病気ではありません。

 

順調に成長している証拠であって成長の役目を終えた葉が黄色く変色しただけなのです。

 

トマトが掛かりやすい病気がいつくかあります。

 

萎凋病（いちょうびょう）は見た感じ、葉の老化で黄色く変色しているように感じますが、そのままにしておくと生育が悪化していき実付きも悪くなります。

 

ひどくなると上の葉まで黄色くなりやがて枯れてしまいます。

発病した場合は株を全て引き抜いてしまいましょう。

トマトの葉の表面が白くなったら？

葉の表面に白いカビが発生した場合はうどんこ病の可能性が高いです。

 

うどんこ病が発生してしまって、そのまま放置してしまうと葉全体が真っ白になってしまい葉の裏にもカビが生えてしまいます。

 

株全体が枯れることはあまりありませんが、生育が悪くなるので薬剤を散布してカビの生えた葉を全て除去してしまいましょう。

 

トマトの葉が黄色になったり斑点がでる原因とは

では、具体的に葉が黄色くなってしまったり斑点が出る原因を紹介します。

 

さきほども葉が黄色くなる理由を簡単に説明しましたが、葉の老化や病気以外でも葉が黄色くなったり斑点ができる場合があります。

 

例えば、トマトサビダニでも葉が黄色くなることがあります。
トマトサビダニは乾燥している葉を好んで寄生して、葉を黄色くさせる事があります。

 

対処法としては黄色くなった葉を除去した後、薬剤を散布してください。

葉を定期的に水やりする事でも効果があります。

 

ほかに肥料が多くても少なくても葉が黄色くなる事があります。
特に肥料が足りない場合は、葉の色が薄くなります。

 

特に鉄分が足りなくなると新しい葉が黄色くなってしまいます。

カルシウム不足、窒素不足でも葉が黄色くなりますのでバランスの良い肥料をあげることが必要です。

 

もちろん水やり不足、乾燥も原因で葉が黄色くなる事があります。

水切れを起こすことで根より上の部分の茎や葉に栄養がいかなくなり葉が黄色くなり、枯れてしまいます。

 

だからと言って水を与えすぎても葉が黄色くなる原因になってしまいます。

 

水やりをして数日経っても土が乾いていないようなら根が吸収できる水の量を超えている可能性があります。根腐れを起こすと枯れてしまいます。

トマトの葉に黄色い斑点がでたら

葉に黄色い斑点があった場合は、べと病になっている可能性が高いです。

 

べと病になる原因として風通しが悪い、土の水はけが悪いが大きな原因です。

特に気温が20度前後で多湿である梅雨時期が、べと病発生しやすい季節です。

 

べと病の最初の状態であれば、病気にかかった葉を全て除去し、酢を希釈して元気な葉に吹きかけましょう。

 

また、土は水はけを良くしましょう。

 

べと病はそのままにしておくと全ての葉を侵食してしまい枯らしてしまうので、油断大敵ですよ。

 

トマトの葉に黒い斑点やシミが出る原因とは

トマトの葉に黒い斑点やシミが出来る原因は、「トマト斑点細菌病」の可能性が高いです。

 

症状として、葉に小さい黒い斑点ができて、徐々に葉全体が黒くなり枯れてしまいます。

 

その原因はカビによる細菌がトマトに入り込むことでおこります。

トマトに傷があると、そこから細菌が侵入して病気を発生します。

 

トマトの葉に黒い斑点シミができてしまったら、斑点のある葉を全て取り除き薬剤を撒きます。特におすすめする薬剤は「サンボルドー」と「コサイド3000」になります。

 

どちらも毒性が少なく収穫前に使用することによって人体の影響もほとんどありません。

 

また、もう一つの原因として寒さに当たってしまった可能性もあります。

 

トマトは比較的寒さに耐えられる性質を持っていますが、長時間低温に当たってしまう場合は葉に黒い斑点やシミが出る原因になります。

 

寒冷地の場合や低温が続く場合は、鉢植えで育てているのであれば屋内に移動してください。黒い斑点が消えることはないのですが、それ以上増える事はなくなります。

 

一番良いのは病気にならないようにする環境を作ってあげることです。

 

特にトマトに傷口があると、そこから細菌が入り病気になりますので注意が必要です。

 

まとめ

初心者の方にも比較的栽培しやすいトマトですが、突然葉が黄色くなったらどうしたら良いか戸惑ってしまいますよね。

 

特に水やりは株の状態を観察してから適量与えるようにしましょう。

 

もし黒い斑点が見つかったのなら早めに薬剤で対処しておくと大丈夫です。

元気なトマトを育てると収穫が楽しみになりますよ。

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